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「翔太と付き合ってんの？」



「え？」









優がなぜそんなことを気にするのかわからなかった。












「優だって夢ちゃんと付き合ってるんでしょ？私と河野くんがどうしようと関係ないじゃん。」











自分のことを棚に上げて、私と河野くんの関係を探ろうとする優に少しだけ憤りを感じた。












「いや、俺付き合ってないから。」



「夢ちゃん自慢してたよ？
毎日送ってくれて、別れ際に頭撫でてくれたり、ギュッてしてくれるって。」



「チッ・・・あいつ・・・・」



「別に隠さなくていいよ。
夢ちゃん可愛いから優が好きになるのもわかる。」



「玲奈、「私、河野くん家に呼ばれたの！ご飯作ってくれるって。」









今の優は中学生の時とは違う。



私を好きだった優とは違う。











「玲奈、それがどう意味かわかってんのかよ。
男が家に女を呼び入れるなんてお前・・・っ」



「わかってるよ。言われたもん。
次会う時は覚悟してねって。」










今の優は悔しいくらいに変わってしまった。