
俺はもう、
第3章 *宣戦布告..
「優・・・っ!!」
『チッ・・・ダチって男かよ。』
三人組は捨て台詞を残すと足早に立ち去った。
「優、「アホ」
「え・・・?」
「学内で犯されたいわけ?」
「違っ・・・!///
急に肩組まれたんだもんっ」
「嘘でも彼氏って言っとけよ。
バカ正直に友達なんて言うからだろ?」
「河野くんは彼氏じゃないもん」
「あぁいう時は嘘つくんだよ!
あいつだってそんな嘘ならむしろ喜ぶだろ。」
「なにそれ。どういう意味?」
優を軽く睨むと、自販機に向かって立ち止まった。
「玲奈、何か飲む?」
「え、いいよ。そんな。」
「遠慮する仲だっけ?」
優の表情と言葉に昔に戻った気分で少しだけ嬉しくなる。
「じゃあ、苺ミルク!」
「好きだなぁ、相変わらず。」
そんな小馬鹿な言葉を口にしながらも、苺ミルクのボタンを押してくれた。
紙パックの苺ミルク、よく優との帰り道で飲みながら歩いたっけー・・・
