テキストサイズ

リンクの恋説ムジュラの利用

第2章  楽器


「ふーん、じゃあもうあたしには協力してくれないんだね。」


チャットは諦めたように言った。


「あ、ああ、そうしたいところだが、そう言う訳にもいかないらしい。」




「なんてったって時を戻せる時間に限りがあっちまったからな。」


チャットも気づいた。

「ほ、ほんとだ。月が落ちる3日前に戻ってる。」



そう、いつ吹いても戻るのはこの時間だけらしい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ