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天才剣士は一くんに夢中

第4章 絶望と驚喜

★★★★★★★★★★★



「よぉ総司!」


「あぁ‥、おはよう左之さん。」


昨日のことがあるから‥
なんだか直視できないなぁ‥。


「ん?どうした?なんか顔色悪くねぇか?」


「えぇ?そう?僕は左之さんの体のほうが心配だけど‥」


「‥俺?」



し‥、しま‥っ


僕はつい心の中に抑えこんでいたものを口に出してしまった。


「俺は全然大丈夫だぜ?」


「そうですよねー。あははっ‥」



左之さんが意外と天然でよかった。普通だったら不振に思われるかもしれないところなのに。


そんな時だ。


「お~い、左之さーん、総司~」



平助くんが大きく手を振ってこちらへと走ってきた。



★★★★★★★★★★★

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