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ブルースカイ

第10章 恵(中)

「基本、テストによってバラバラやわ。俺の場合、最後は2日の日やな。」








「なるほどな。おらんの、来月いっぱいやっけ?」








「そうやわ、長々とおらんで悪いけど。」








「おらんのは、しゃーないやん。ブルーなってきたわ。」








「飯でも行こか。なんか食いたいもんある?」








「なんでもええで。」








「ほな、強いて言うなら、肉、魚、どっちや?」








「今の気分的には肉やな。焼肉行こうや。」








「ええけど、まともな店知らんで。普段、なんか知らんけど、鶴橋まで行っとるし。」









「鶴橋まで行って帰ってくるんはきついわ。まともやないんは?」








「山手のちょい先。他には三ノ宮やな。」








「三ノ宮が一番歩かんやろ?」








「間違いないわ。駅近くにあった思うし。」








「ほな、三ノ宮行こう。」








重い体を引きずるように、駅に向かい、電車で三ノ宮に。








駅を出て、5分くらい歩いたとこの焼肉屋に入る。





恵に適当に注文を任せる。

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