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ブルースカイ

第10章 恵(中)

話を元に戻す。



いつの間にか眠りについた恵。それを眺めているのが楽しかった。こいつとはうまくやっていけそうやわ。



そう思いながら、ただ恵の寝顔を見つめていた。



気付いたら、眠っていたらしく、朝だった。恵は簡単な食事の準備をして、化粧をしていた。



いつもより遅い起床。散歩の時間はないな。



俺が起き上がると恵が言った。



「おはよう。ご飯の準備できてるから、適当に食べてや。」



「おはよう。ありがとう。まずシャワー浴びてくるわ。」



シャワーを終え、部屋に戻ると、化粧を終えた恵が、待っていた。



「お待たせ。飯食おうや。」



「うん。頂きます。」



2人で食事を取り、一緒に部屋を出る。駅まで一緒に行き、俺は学校、恵は仕事へ。



2限目からなので、学校近くの喫茶店で時間を潰す。

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