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ブルースカイ

第10章 恵(中)

俺の苦笑をマイナスの意味にとったのか、恵が少ししょげたように言う。



「なんで笑うん、やらしい女やと思った?」



本当の事を言うと、またむくれるやろうな。適当に誤魔化そ。



「いや、人生ゲームで、エッチの途中やって、すっかり忘れてたなと思ってん。あと、そろそろ化粧取ってええ?」



「あっ、そうやったな。違和感なく見てたわ。」



俺は恵に化粧落としを借りて、洗面所で顔を洗う。



念のため、洗顔フォームで顔を洗う。綺麗に落ちたやろう、多分。



俺は部屋に戻る。



「これでいつもの聡やな。」



「化粧落としてない事、気付かんやったくせに、調子ええねんから。」



俺は恵に化粧落としを返した。



俺は服を脱いで、恵の横に座る。俺は写真の時、服を着たが、恵はずっと裸だった。

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