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ブルースカイ

第10章 恵(中)

俺もタバコに火を消す。



「さてと、一旦帰るわ。」



「了解、ほな、あとで。」



フミを送って下のコンビニまで行く。俺はタバコを買って部屋に、フミは家路に。



学校が終わり、フミとバイトで、大阪に向かう。



バイト先に入ると、山さんに言われた。



「聡、お前、今日から厨房や。」



「わかった。期間1ヶ月言うてたけど、8月第1週までにしてや。実家帰らなになったし。」




「わかった。」



俺の担当は焼き場だった。焼き鳥や、お好み焼き、焼き魚等、焼いた料理を担当した。




他の持ち場よりは比較的楽で、覚える内容も少なかった。



ある程度の時間になり、客足が減ると、真っ先に上がれる持ち場でもあった。



この日もフミと10時で上がった。今日も恵が来ており、合流すると、店を後にする。

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