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★ニコ動の歌い手様短編BL集★

第1章 __(アンダーバー)×ナノ

~ナノ サイド~

無意識の内にアンさんの手繋いじゃったけど、迷惑じゃなかったかな?

絡め合う指と指が少しいやらしい


「アンさん♪着いたよ」

そこには、少し高めのマンションがあった。
ここはオートロック式でマンションの周りには柵がある。


「高そうだな…」

「それって値段?ビルの高さ?」

「どっちとも」

アンさんはマンションを見上げている。

「ア~ンさん 置いてくよ?」

「あっ、ちょ待てよ」

ナノはオートロックを開けるとアンさんは焦らなくても置いて行かないのに
焦って走る。


アンさんはギリギリでエレベーターに乗れたと思っているが
余裕だったのは秘密だ。


はっ!!
エレベーターって密室じゃん。
どきどきどきどき


隣にいるアンさんを見ると
あどけなさがある瞳でこちらを向いた


「どうかした?」

「なんでもない」


忘れてたアンさんの恋愛対象に男は居ないんだっけ
俺って1人で浮かれてバカみたいだな


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