
NO VOICE LOVE
第1章 はじまりは、すぐそこに
「そっか。
…せっかくだし、
もう少しだけ見て行かない?
実は俺、この次出番なんだ」
旭がステージに目をやり、
未夢もつられてステージを見る。
ステージのアンプからは
激しいロックが流れ、
観客も一丸となって
その音楽にノっている。
「ロックとかは苦手?」
未夢は首を横に振る。
未夢自身、音楽を聴くことが好きで、
聴くジャンルはクラシックからロック、
ジャズなどと様々だった。
中でもバラードは一番好きな音楽。
「じゃあバラードとかは?」
未夢はブンブンと首を縦に振る。
未夢の表情が柔らかくなったのを見て、
自然と旭も笑顔になる。
「じゃあ決まり!
俺らバラードメインで歌うから、
1曲だけでも聞いてってよ」
…せっかくだし、
もう少しだけ見て行かない?
実は俺、この次出番なんだ」
旭がステージに目をやり、
未夢もつられてステージを見る。
ステージのアンプからは
激しいロックが流れ、
観客も一丸となって
その音楽にノっている。
「ロックとかは苦手?」
未夢は首を横に振る。
未夢自身、音楽を聴くことが好きで、
聴くジャンルはクラシックからロック、
ジャズなどと様々だった。
中でもバラードは一番好きな音楽。
「じゃあバラードとかは?」
未夢はブンブンと首を縦に振る。
未夢の表情が柔らかくなったのを見て、
自然と旭も笑顔になる。
「じゃあ決まり!
俺らバラードメインで歌うから、
1曲だけでも聞いてってよ」
