テキストサイズ

賄賂は君の身体で

第6章 強制収監です!!

案外大きな膝掛けは、身体を全部包む位あり、万里は包まり膝掛けを握った。


小柴はその隙間から手を差し込みジャケットのボタンを外す。



「ひぃっ!!っちょっと!!」


「手が悴んで脱げないんじゃないですか?手伝います。」



万里の耳元で笑って言う小柴に、万里は身を固めた。


手が悴んでいるのは当たっている。
だからボタンも外しにくい。


が、脱ぐ気のない万里は、背後から抱きしめられながら脱がされるという屈辱行為に、完全に翻弄されていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ