テキストサイズ

賄賂は君の身体で

第6章 強制収監です!!

生徒会室に行くと、直ぐに会長室に万里を押し込み、ストーブヒーターをつけた。



「何かとって来ます。」



小柴はそう言って出て行った。

繋がれた手が離れた、隣に居た空間が空くと、万里は一気に寒さに震えた。


緊張と…若干の温もりが離れたから。


点けたばかりのストーブヒーターは、少し冷たい風を送り出したあと、直ぐに暖かい風を出した。万里は膝を抱える様にその場にしゃがみ、あったかい風を顔と首あたりで感じた。


小柴は、少しすると小さめのスポーツタオルを手にして戻ってくる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ