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賄賂は君の身体で

第6章 強制収監です!!

そして…自分もこんな時に、そんな人を好きだと自覚した事を認めたくも無かった。



マゾ…
小柴の行動があまりの鬼畜ぶりなのに、おかしい。



自分の感覚に身震いをすると、震える万里を小柴は自分に引き寄せ、悲痛な表情を浮かべながら歩いた。



「私がやっておきながら、すみません。生徒会室で、直ぐに制服を乾かしましょう?」



万里の震えを寒さからだと思った小柴がそう言うが、万里は自分の心の動きに怖くなったとは言えず、


「はい。」



そう返したのだった。

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