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「 Te amo。」

第15章 3年生。 ー 迷える子羊ー

教室に入ると柚子はスクールバッグを肩にかけて側にやってきた。
「蒼とささやんは先に帰ったよ。」



「Si。 帰ろう。」
机の横に掛かっているリュックを肩にかけ一緒に歩き出す。




廊下にはまだ残っている生徒の話す声や笑い声が響いていた。

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