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「 Te amo。」

第15章 3年生。 ー 迷える子羊ー

先生は僕の様子を見て何かを察したようだ。


フッと優しく微笑み、「ガンバレ。」と言って去って行った。





もう一度教室を見ると、柚子は一人で座ってこっちを見ていた。


ニッコリ笑って、

「レオ! 五月女っちと話終わった?」


「終わったなら帰ろう。」、と席を立った。

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