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私は幸せ者だ。
こんなにたくさんの人にお祝いの言葉をもらえるなんて。


「さすがミス・プリンセス！人気は計り知れないですね！では、ミス・プリンセスにティアラを贈呈致しましょう！」


私が１位…。
まだ夢みたい。
信じられない。


「ティアラを贈呈してくれる方は、共に姫奈ちゃんと頑張ったクラスメートのこの方！」


…え？
クラスメートが私にティアラを贈呈してくれるの？

私は舞台袖に身体を向けていたが、首だけステージの下に座っている生徒の方に向け、さっき沙織たちがいた場所を見た。

沙織が私に気づき、大きく手を振る。


クラスメートで一緒に頑張ったって言ったら、やっぱり沙織…。