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トライアングル・ラブ

第29章 変えられぬもの



「中島姫奈ちゃんだー!!」

「「いぇーい!!」」


司会者の爆発的な声と、生徒たちの噴火的な歓声が沸き上がる。


「…え?」


私…今名前呼ばれた?

嘘…。

私は小さな灯りと、上からの紙吹雪に身を包まれた。

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