無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「改めて、今年のミス・プリンセスは姫奈ちゃんです！」

私は司会者に腕を引っ張られ、ステージの一番前に立たされた。

それと同時に、体育館の灯りが一気に付いた。


目の前にはたくさんの拍手をくれる生徒たち。
後ろには優しい拍手をくれるミスコンの出場者たち。


私は自然と涙が溢れ出した。

私…１位になれたんだ…！