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トライアングル・ラブ

第29章 変えられぬもの



準々プリンセスのときと同様“ジャンッ!”と音がした。

私はキツく目を瞑り、怖くて開けることができない。

目を開けたとき、目の前が明るかったら…小さな灯りが自分を映し出しているということ。

つまり、準プリンセスだということだ。


心臓の心拍数が上がり、息切れがする。


「準プリンセスはこの方!」

私は大きく息を吸い、グッと息を止めた。

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