テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第29章 変えられぬもの



ついに準プリンセスの発表。
さっきよりも緊張が走る。


準プリンセスだって決して悪くはない。

でも誰だって、勝負事には1位になりたいはずだ。


「見事、準プリンセスに輝いたのは…。」


再びスポットライトが消え、体育館は真っ暗になった。

そして愉快な音楽が流れ始める。


もし、昨日と変わらず準プリンセス止まりだったら…。
そう考えると変な汗が身体中から吹き出してきそう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ