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「私なんかに投票してくれた全ての方に、感謝の言葉を送ります！本当に、本当にありがとうございました！」

優衣先輩は、受け取った賞状を両手で高くかざして、大きな声で、綺麗な涙を流しながら叫んだ。

“優衣ー！”“よく頑張ったー！”と優衣先輩ファンの生徒が優衣先輩に温かい言葉を送った。


優衣先輩が自分の立ち位置に戻ると、賑かだった体育館が一瞬静まり返った。

次は準プリンセスの発表だ。
昨日自分がいた順位だと思うと更に心臓の鼓動が早まる。


「では！次は準プリンセスの発表に移りたいと思います…。」