眠れぬ王子と猫な僕
第13章 哀しみの連鎖
｢瑛兎さん……めっ!｣
｢｢｢か、可愛い…!｣｣｣
｢え？……何が？｣
｢もぉ〜♪何この子！可愛すぎるぅ♪｣
｢今のは、ヤバいな｣
｢妖巳、それさ、俺以外の前ですんの禁止な｣
｢ど、どうして…？｣
｢駄目なもんは駄目｣
｢ねぇそろそろなんか注文しよぉ♪｣
｢そうだな。愁はもう決めてるのか？｣
｢うん!いちごパフェにする!｣
｢妖巳は何にする？｣
｢ん〜と、ハニーワッフルがいい…｣
｢うん。冷は？｣
｢アイスカフェモカ｣
｢ん。すいません、注文いいですか｣
｢はい。ご注文どうぞ｣
｢いちごパフェとハニーワッフルとアイスカフェモカ２つ。｣
｢かしこまりました。では失礼します｣
｢ね。妖巳の友達の話しに戻るけどさ、架神茉弦って知ってるぅ？｣
｢かがみ、まつる？｣
｢妖巳とクラス、同じだよぉ笑)｣
｢そうなんですか…(´・ω・`)?｣
｢うん♪優しいし、いい奴だからさぁ
友達になるには最適だと思うよぉ♪｣
｢あ！俺も知ってる。架神のこと｣
｢冷もか。俺も聞いたことある｣
｢え？そんなに有名なの？｣
｢二人が知ってる話って、
仔猫助けるために海に飛び込んだって話でしょ？｣
｢それそれ。｣
｢まつくん動物大好きだからねぇ笑)｣
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