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恋は賭けから

第1章 波乱の予感


すこし歩こう…。


とうとう歩美は歩き始めた。

委員長なのに…。
2日目で遅刻だなんて!

昨日の夜は予定通りに
勉強してたっていうのに。

私はいつのまにベットへ?

恐るべし、私の帰巣本能…!!
(違います。)


そんな私の後ろから
自転車の音。

特に気にしてなかったが
自転車が抜きかけたとき
ようやく歩美は顔を挙げた。


あれ…うちの高校の制服じゃ…?
しかも色も一緒…同級生?


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