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先生

第14章 空白の2年間

ともちゃんね、おばさんの家では何も食べさせてもらえないし虐待にあってたの

私はなんてことをしたのだろうって…

あの時わたしが育てますって言ったら良かったんだって

その日の夜またおばさんが来てともちゃんを連れて帰ろうとしたの

でもね、許せなくて私が育てます。もうあなた達にはともちゃんを渡しませんって言ってやったの

するとおばさんは『すいませんでした。私達には育てられません、ともをお願いします』って通帳を渡されたの

それで中学生になったら一人暮らしをするってともちゃんが言うから私はその通帳を渡して一人暮らししなさいって言ったのよ。」

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