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裏・恋のハードル高し!!

第11章 始動

ミラの前まで行くと、ちょっと迷惑そうに言う。


食ってるところに来た俺が悪いけどさぁ…
素っ気なさすぎだろ?!


ミラの手を握り、食べかけのフランクフルトを豪快に食ってやると、あわあわしていた。



『私の!!』



とでも言いたいのだろう。
その食い意地の張った顔が…
やっぱり女子とはかけ離れてて笑える。


全部一口ずつ味見して



「俺も買ってこよう。」



と、俺が笑うと、ミラは頬を引き攣らせていた。
俺はこの後、またあの女子の群れに戻らなきゃいけないのかと思うと、まだミラをチャージし足りない。


けど、少しいたらまた一緒にいられるし。
…なんて意気揚々と戻ったのだ。

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