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しあわせ。

第1章 いろいろ。




「終わったー」

あれやこれや考えているうちに、目の前に彼がいた。

「え、あ、ありがとう…」

少し、顔が熱くなるのを感じた。

にっこり笑うと彼は私の手をとる。
二人並んで歩き出す。
この瞬間が、大好きだったりする。

私の居場所は、彼なんだ。


私も彼の居場所になりたい。



そう素直に思える自分に少し驚いた。

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