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しあわせ。

第1章 いろいろ。




何度か違う靴を履かされ、気に入ったものをレジに持っていく彼。

バイト用なんだから、そんな張り切らなくても…。


私は欲しいものはたくさんあるけど、あの人はどうなんだろ…。

前に言ってた。


『俺、あんまり物欲ないから―――………』


今も、ほしいものないのかな…。

聞くのも不自然なような…。
や、でも聞かないと分かんないし…。

聞くとしたら自然に…っ!


悶々としながら彼を待った。

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