
これが私の仕事
第4章 第三夜
私は、そんな後悔だらけの人達を救っている。皆、必ず何かを抱えている。多かれ、少なかれ、必ず誰かを傷つけ、様々な罪を背負って生き続ける。そこから逃げるなとは言えない。逃げるなら、後悔を背負う覚悟をしてほしい。逃げた先に何が待っているのかを理解してほしい。
こんなこと、死んでからじゃないとわからないことだよね。
私『よしっ!!』気合いを入れ直す。流歌と頷き合い、屋上の地面を蹴る。02人で飛びながらマンションに。
私『流歌。頼みがある。』
流「なんすか??」
私は流歌に頼みごとを伝える。
流「やれなくはないですが、初めてやるので失敗するかもです。ていうか有希さんに頼めば良いじゃないですか。」
私『有希がそういったことは経験や知識じゃなく、気持ちだって言ってた。私だって最初は有希に頼もうとしてたんだけどね。』
流「なるほど…了解っす。」
私『蓮さん久しぶりです。流歌はとりあえず下がってて。』
流「了解っす。」
蓮さんは流歌の姿を黙って見ている。大切な人に死んでから会うってどんな気持ちなんだろうか。
蓮「記憶を持ってきてくれたんだよね。」
私『そうですよ。02つ見つけてきました。01つずつが良いですか??02ついっぺんにが良いですか??』
蓮「02ついっぺんに。苦しむのも僕に必要なこと。」
私『生きている時も苦しんだのにですか??』
蓮「どっちの意味で言ってるかはわからないけど、蘭に比べれば軽いさ。」
なるほど。私は見つけた記憶を02つとも蓮さんに入れる。
蓮「………」
蓮さんは黙って耐える。そりゃそうだ。偽りの記憶ばかりなんだから。
蓮「………聞きたいことは…」
私『いつから入れ替わっていたんですか??』
蓮「君の方がわかるんじゃないか??」
私『そうですね…多分小学校時代は蓮さんが流歌で流歌が蓮さん。でも私が見つけた記憶は流歌のではなく、あなたのやつ。ただ記憶を書き換えていただけ。』
だから記憶が汚れていた。そして、記憶と一緒に汚れを吸い取ったため私の体はいつもより疲れやすくなっている。
こんなこと、死んでからじゃないとわからないことだよね。
私『よしっ!!』気合いを入れ直す。流歌と頷き合い、屋上の地面を蹴る。02人で飛びながらマンションに。
私『流歌。頼みがある。』
流「なんすか??」
私は流歌に頼みごとを伝える。
流「やれなくはないですが、初めてやるので失敗するかもです。ていうか有希さんに頼めば良いじゃないですか。」
私『有希がそういったことは経験や知識じゃなく、気持ちだって言ってた。私だって最初は有希に頼もうとしてたんだけどね。』
流「なるほど…了解っす。」
私『蓮さん久しぶりです。流歌はとりあえず下がってて。』
流「了解っす。」
蓮さんは流歌の姿を黙って見ている。大切な人に死んでから会うってどんな気持ちなんだろうか。
蓮「記憶を持ってきてくれたんだよね。」
私『そうですよ。02つ見つけてきました。01つずつが良いですか??02ついっぺんにが良いですか??』
蓮「02ついっぺんに。苦しむのも僕に必要なこと。」
私『生きている時も苦しんだのにですか??』
蓮「どっちの意味で言ってるかはわからないけど、蘭に比べれば軽いさ。」
なるほど。私は見つけた記憶を02つとも蓮さんに入れる。
蓮「………」
蓮さんは黙って耐える。そりゃそうだ。偽りの記憶ばかりなんだから。
蓮「………聞きたいことは…」
私『いつから入れ替わっていたんですか??』
蓮「君の方がわかるんじゃないか??」
私『そうですね…多分小学校時代は蓮さんが流歌で流歌が蓮さん。でも私が見つけた記憶は流歌のではなく、あなたのやつ。ただ記憶を書き換えていただけ。』
だから記憶が汚れていた。そして、記憶と一緒に汚れを吸い取ったため私の体はいつもより疲れやすくなっている。
