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極上年下彼氏

第64章 理人と東

でも、朱美が俺から離れたがっているのは事実だ。


こんなに離れているんじゃ、ジタバタしたって仕方がない。


朱美をつなぎ止めるにも、抱きしめる事も出来なかった。


朱美はいつも真っ直ぐ前を向いて自分の足でしっかり歩く強い人だ。


これからの朱美の人生に俺という道の選択はないらしい。


俺は静かに別れを受け入れた。


たった一回のメールで俺達は終わった。


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