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極上年下彼氏

第51章 出発

すぐに高速に乗り、車はどんどん都内から遠くなる。


窓の外は快晴だ。


運転する理人の横顔は私の知らない理人で新鮮だった。


私の視線に気づくと、


「何?」


と聞いた。


「え…大人になったなと思って…」


私は正直に答えた。


「朱美もだよ…」


そう言って私の頭を片手でくしゃっと撫でた。


私達は笑っていた。


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