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極上年下彼氏

第50章 理人の決断

先週、朱美のマンションから帰宅すると、由香はおどろおどろしい顔で、服を脱げと要求してきた。


俺が断ると、持っていたハサミを俺に向けてきた。


由香の目は明らかに殺意があった。


ヤバい。


俺は向かってきた由香の腕を掴み、ハサミを取り上げたが、由香は狂ったように泣き喚いた。


それは、欲しいモノが手に入らず駄々をこねて泣きじゃくる子供のようだった。


そのうち、しゃくりあげた息は荒くなり、呼吸が困難になった。


俺はひたすら抱きしめ背中を撫でて落ち着かせた。


とりあえず強めの安定剤を飲ませ、落ち着かせた。


由香は大人しくなり眠った。


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