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先生とアイツ

第33章 *電話

「ハァっ……亜友?!」

俺が病院についたのは30分後だった。

自転車をこぎながらも


亜友が死んだらどうすればいいんだ?!

とか、

そんなことばっかり考えてた。


亜友は死ぬはずない。


俺達が一番よく分かってる。

「あの、亜友……高島亜友は?!」


「お名前は?」

そんなこと、聞いてる暇かよ!

「賢斗です!!!」


「少々お待ち下さい。」


そう言ってその人は電話をかけた。

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