お題小説第4弾「次の夏に、また会いましょう」
第1章 出会い
☆☆☆
純は、雨の日以外はいつも神社にいた。
一度、うちに来ないかと誘ったら、眉間にシワを寄せられてしまった。
ヒトミシリ、なのかな?
その時の僕はそう思った。
純との遊びはおはじきとか、トランプとか、画用紙に絵を描くとか、
そんな感じだった。
鬼ごっこやかくれんぼは苦手だと言っていた。
その年、僕は多分3〜4日くらい、純と遊んだと思う。
「君…名前は?」
もう、明日には自分の家に帰るという日に、
初めて純に名前を聞かれた。
「蒼真(そうま)」
僕は自分の名を名乗った。
純は口の中で「そうま、そうま、そうま…」と何度か唱えて、
「うん、覚えた」と言った。
「蒼真は、帰ってしまうの?」
「うん、うち、神戸だから」
「もう来ない?」
「んん…多分、来る」
「いつ?」
「来年…かな?」
じゃあ、来年、また会おう…
そう言って、純が小指を差し出した。
小さな純の指に、僕は指を絡める。
指切り…だよ?
そう言って、笑った純の顔に、
僕はちょっとだけ、見とれてしまった。
純は、雨の日以外はいつも神社にいた。
一度、うちに来ないかと誘ったら、眉間にシワを寄せられてしまった。
ヒトミシリ、なのかな?
その時の僕はそう思った。
純との遊びはおはじきとか、トランプとか、画用紙に絵を描くとか、
そんな感じだった。
鬼ごっこやかくれんぼは苦手だと言っていた。
その年、僕は多分3〜4日くらい、純と遊んだと思う。
「君…名前は?」
もう、明日には自分の家に帰るという日に、
初めて純に名前を聞かれた。
「蒼真(そうま)」
僕は自分の名を名乗った。
純は口の中で「そうま、そうま、そうま…」と何度か唱えて、
「うん、覚えた」と言った。
「蒼真は、帰ってしまうの?」
「うん、うち、神戸だから」
「もう来ない?」
「んん…多分、来る」
「いつ?」
「来年…かな?」
じゃあ、来年、また会おう…
そう言って、純が小指を差し出した。
小さな純の指に、僕は指を絡める。
指切り…だよ?
そう言って、笑った純の顔に、
僕はちょっとだけ、見とれてしまった。
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