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お題小説第4弾「次の夏に、また会いましょう」

第1章 出会い

年の頃は僕と同じくらい。
その子は、何をするわけでもなく、足をブラブラさせて、
空を見ているみたいに見えた。

興味があって、僕はソイツに近寄っていった。

「何、してるの?」

髪の毛がとっても黒くてツヤツヤしてて、
まるで日本人形のようにきれいに切りそろえられている。

こんな夏の日だと言うのに、やけに顔が白い。
でも、唇だけは赤々としているのだ。

その子は、ニコリと笑った。
その表情に、なんだか僕の胸がコトンと鳴る。

「別に何もしてないわ」

彼女はそう言った。

「暇じゃないの?」
「うん、暇」

変な子だと思ったけれども、
それ以上に可愛らしい子だとも思った。

「おはじきしたい」
最初に、そう言われたんだったのかもしれない。
どちらからいい出したか、
今となってははっきりしないが、
僕はその日、その子と遊んだのだった。

これが、僕と純(じゅん)の初めての出会いだった。

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