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お前らめんどくせえから結婚しろ

第2章 勘違いして逃げる女と勘違いされても仕方のない言動を取る男


玲那視点


スマホばかりを見て、彼女は自分のバッグの中に得体の知れない物が入れられているのを後に発見し、眉を顰めた。

何だこれ....。

紫のディルドだ。彼女にアダルトグッズを持ち歩く趣味は無い。という事は、黒瀬が勝手に忍ばせたのだろう。

?電源入ってる...?

そう思いながら、彼女はディルドに手を伸ばして触れた。

「毎日使用してもいいけど毎週金曜の夜は絶対ね。スマホもコレも捨てられないシステムになってるから、諦めた方がいい。」


「なになになに!?」

那奈はパニックってディルドを床に落としてしまった。
そりゃあディルドに触れた瞬間に、AIっぽいとはいえ人の声が聞こえてきたら驚くに決まってる。
彼女は慌てて電源をオフにした。


「速やかに電源を入れて下さい。さもなくば半径10メートル以内の天地万有へ危害を加えます。爆破10秒前、10、9、8、「分かった分かった分かったから落ち着いて!!」


電源をオフにした瞬間、今度は女性アナウンサーのような声に切り替わり、爽やかな声でカウントダウンをし始めた為、那奈は焦ってディルドの電源をオンにした。


え、これ、時限爆弾装置?時限爆弾装置使って死ねって事?いや、こんな物送りつけてくる暇があるんなら、とっくの昔に死んでいるか拷問されている筈...。それに彼、さっき毎日使用してもいいけど毎週金曜の夜は絶対とか言ってた筈...。

え、つまり時限爆弾装置付きのディルドって事?どう見てもシリコン性なんだけど、どこにどんなどデカい爆弾を?しかもそれ挿れろって要求してるのかあの人...。



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