幻想遊園地
第2章 第2話:天使の絵
ツクミが案内してくれたのは、がらんとした天井の高いホールだった。
左右には優美な曲線を描く階段が伸び、正面には重厚な扉が据えられている。その扉の向こうに、次なるアトラクションが待っているのだろう。
ここは・・・空き部屋なのかな?
先程のようにシアターがあるわけでもない。左右を見上げると階段から続く回廊があり、大きな窓が並んでいる。そこから青色の月明かりが落ちてきているので、ホールの中に照明はないものの、ぼんやりと明るく照らし出されていた。
「お待たせしました」
いつの間にか姿を消していたツクミが、後ろから声をかけてきた。手にはランプを持っていた。
「上の階にどうぞ」
促されるままに、右の階段から上の階に上がる。左から上がっても同じところにたどり着くのだが、なんとなく、ツクミの後をついていく形だ。
「こちらをご覧ください」
階段を上がったところ、丁度、一階にあった大きな扉の真上に当たる部分に、先程までは気が付かなかったが、巨大な絵画があった。
「これは?」
ツクミが絵の額縁の下の部分に掘られている銘を照らし出してみせた。
『天使』とそこにはあった。この絵のタイトルだろうか?
「こちらの絵は史上初めて天使を描いたもの・・・だそうですよ?そう、まさに、まだ人が生まれてもいないころの話・・・この絵にまつわるストーリーを聞いていただけますか?」
にこりと笑ったツクミに、ボクはコクリと頷いていた。
左右には優美な曲線を描く階段が伸び、正面には重厚な扉が据えられている。その扉の向こうに、次なるアトラクションが待っているのだろう。
ここは・・・空き部屋なのかな?
先程のようにシアターがあるわけでもない。左右を見上げると階段から続く回廊があり、大きな窓が並んでいる。そこから青色の月明かりが落ちてきているので、ホールの中に照明はないものの、ぼんやりと明るく照らし出されていた。
「お待たせしました」
いつの間にか姿を消していたツクミが、後ろから声をかけてきた。手にはランプを持っていた。
「上の階にどうぞ」
促されるままに、右の階段から上の階に上がる。左から上がっても同じところにたどり着くのだが、なんとなく、ツクミの後をついていく形だ。
「こちらをご覧ください」
階段を上がったところ、丁度、一階にあった大きな扉の真上に当たる部分に、先程までは気が付かなかったが、巨大な絵画があった。
「これは?」
ツクミが絵の額縁の下の部分に掘られている銘を照らし出してみせた。
『天使』とそこにはあった。この絵のタイトルだろうか?
「こちらの絵は史上初めて天使を描いたもの・・・だそうですよ?そう、まさに、まだ人が生まれてもいないころの話・・・この絵にまつわるストーリーを聞いていただけますか?」
にこりと笑ったツクミに、ボクはコクリと頷いていた。
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