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はるさめ【5ページ短編】

第2章 ※※※あとがき※※※

2025.04.27.

あとがきです



最期までご愛読ありがとうございました

「ふかひれ」「秋さめ前線」に続く復帰第3弾です

今回は朝ドラにでも出てきそうな昭和初期の温泉街を舞台にお話しを考えてみました

今回もタイトル有りきの企画です


まずはサメにまつわるタイトルを考えているときに「はるさめ」を思いつき、

そのまま主人公の名前を「はる」にすることまでは決めていました

江戸時代設定なら「お春」
昭和設定なら「春子」かなぁと連想していきます


さて、春子とサメが出てきて「はるサメ」のあと、どういうお話しにしようか

ずいぶん悩みました

数日間、話しの舞台と人物像を考えていたのですが、うまくまとまらなかった為、一旦保留ネタとなります


そのころ、知り合いから「私の母親は女学生のころまだ赤ん坊の弟や妹を背負って学校へ通っていた、まわりも同じような子が多かった
 親の手伝いで畑を手伝わさせられたり、飴を5銭で映画館に売りに行ったりしていた、当時は学校から裕次郎の映画は学校から禁止命令が出されていたのだけれど、自分は家の手伝いだから映画館で見れた」

という昭和初期の頃の話しを聞かせてもらいました

リアルに情景を聞いていたので、そこからは比較的簡単に書き進められました

下書きのあらすじでは2ページ分だったのですが、最初の1ページ目が細かく書きすぎたため、後半が長くなってしまいました


ラストの終わらせ方はスリラー映画のワンシーンのような想定をしてみました

「エスター」「ミーガン」「スマイル」なような不気味な凶人格が正体をあらわせたようなイメージです


もう少しラストの余韻を書き足したかったかな

最後サメが出てくるところあたりでラスト50文字しか残っていなかったので6ページへまたぐか、それともいっきに数行でまくし立てて終わろうか


どちらにせよ、もう最大1000文字制限が迫っていました


結局、今回は

さかのぼって読み返し、
枕言葉である「だが、しかし、とにかく」などを減らしていって

なんとか調整していきました

本当はもう少し行間に空きスペースの行間を多く作って、読む目線のスピードをコントロールしたかったのですけどねーーーー


制限文字数の管理が
改めて下手くそだなぁと感じてしまいました 



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