
微熱に疼く慕情
第12章 【盲目的な愛が辿る一途】
「指輪、返されないように頑張ります」
「ん?あぁ……はい、私も愛想つかされないように頑張ります」
これは仮の形……で良いのだろうか?
受け取ってしまった
だからといって何かが変わるわけではない
同棲もしないし周りに交際を伝えるわけでもない
何ら変わらないけど予約されてしまった
これからの人生…?
私ですら想像もつかないのに
数年後、一緒に居るかなんて保証なんてないよ
それでも見えない約束に囚われていたいの…?
素直に喜ぶあなたを見て、終始胸がチクチクしてる
確証もない約束をしてしまった
いつか、この指輪を返す日が来るんだろうなという
思いの方が強い
ごめんなさい……と心で思いながら唇を重ねてしまう私
どうしようもないクズ女なの
結婚は愚か、子供とかも諦めてね……
あなたの子孫を残したいと思えるほど
あなたに固執していない
きっともう、誰に対してもそう
結婚不適合者なの
「明日も早いでしょ?私がたっぷり愛してあげる」
上に乗っておまんこ擦り付けてスイッチ押すの
緊張したプロポーズも済んで気が抜けてるでしょ?
「指輪、今だけつけて欲しい」
「わかった」
薬指に嵌めた瞬間、自分のモノだって想いが溢れるの?
浸ってるところ悪いけど、キスで遮っておっぱい揉ませるよ
私が浸りたいのはセックスの向こう側
早くあの頂に連れて行って
舌を絡めながらお互い一枚ずつ服を脱がしていく
もう硬いね、お利口さん……
早く欲しいけど焦らすのが好きなんだよね
直接触れないからもどかしい?
乳首も勃ってて可愛い
指先でコリコリしたら震えてる
私もホックを外されて乳首勃たされちゃった
そのまま舌が這っていって内腿にまで……
クンニしたいの?
溢れてるよ、あなたの舌で震えさせてよ
ダメって言ってもやめないで
わかるよね
いつも私が吹いちゃうやつ、してね
