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微熱に疼く慕情

第11章 【普遍的な真理】






ホテルに着いたら荒々しいの何のって……
それが堪らなく好き
足元に脱がされた服が散乱していく
ベッドに辿り着くまでに全部脱がされるってどうなの?
覆い被さってきた黒崎さんもシャツを脱いで裸だ



「コレ、明島さんじゃないね?」



彼氏に着けられたキスマを見て、谷間を寄せるように揉んでくる
指先で乳首も愛撫してくるから答えられなくなっちゃうの



「誰に着けられたの?」


「んっ……彼氏」


「ふーん、牽制のつもりかな?心配性なの?」


「んっんっ……私が着けてって……言いました」


「あ、バレそうになった?」



コクコク…と頷くので精一杯
変な声出ちゃうってば
ふぅーって黒崎さんも息を吐く



「変なスイッチ入っちゃうところだった、危な…」


「え?入って良いのに」


「まぁ、一華を取り巻く男たちの存在はわかってるつもりだから」


「我慢しちゃうんですか?」


「コラ、煽らないの、大人の対応させてよ」


「お仕置きセックス、愉しみにしてたのにな」



あらら、おっぱいに顔埋めてきちゃった
何と闘ってるの?
ムカつくなら越えて来てよ



「立てなくして良いの?」


「そしたら黒崎さんともっと長く一緒に居れるね」


「何でそんな顔出来るんだよ……」



そっと手を伸ばして、黒崎さんに手コキしたらどうなります…?
あぁ、硬くなってきてる
やっぱり大きい、太くてガッチガチ……



「2人きりだよ?好きにして良いんだよ」


「好きにするつもりだよ、帰さないし」


「立てなくしてくれるんでしょ?」


「はぁ………マジか」



キョトンとした目でわかってないフリしてあげる
でも煽り続けるよ
キスマの上を指先でなぞって……



「これくらいじゃ嫉妬してくれないのか……失敗」





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