
微熱に疼く慕情
第9章 【歪んだ世界でも凛として…】
壊して……良いから……
最後は隼人さんに壊されたい
痙攣が止まらないよ……
「んあぁっ……イクっ……イクイクイクっ」
顔が見たい…と正常位になってからは
意識が飛び飛びだ
朦朧としてぼんやり見えていたり
プツッと切れたりしてる
でもずっと耳元で私の名前を呼んでいた
一華……愛してる……
ちゃんと聴こえてましたよ
ありがとうございます、愛してくれて
この世界を受け入れてくれて感謝します
最高に色づけしてくれて幸せ
「隼人しゃん……だいしゅき」
最後にそう言って意識を手放したそうです
「うん、大丈夫、昨日は呼びつけてごめんね、来てくれてありがとう」
朝の支度時間、ちゃんと起きれたのか、生存確認の為にも大智からのモーニングコールはいつもの事
先輩も心配で泊まってくれたんだろうね
電話しながらキスで先輩を起こす
寝ぼけ眼の先輩にシーってジャスチャーしたら
スピーカーにして大智と喋りながらパンツ脱がしていくんだよ
(彼氏まだ寝てる?泊まっただろ?)
「うん、まだ寝てる、私はメイク中だから切るよ?」
(待てよ、寝てるんだったらさ、シねぇ?)
少し半勃ち状態のおちんちん手コキして唾液を垂らす
「はぁ?朝からやめてよ、忙しいってば」
(まだ6時じゃん……昨日呼び出されてすっ飛んで行ったのになぁ〜)
「それは悪かったと思ってるよ……ねぇ、大智も仕事でしょ?」
(うん、でも声聞いただけで勃っちゃった)
「私の匂いで勃つんじゃなかったっけ?ED治ったんじゃない?」
あぁ、ヤバ……くちゅくちゅ音が鳴り出してる
先輩も天を仰いじゃってるね
あ、そうなの、大智、私以外じゃ勃たないEDなの
それにもびっくりしてる
それは話してなかったのか〜って流石にそこまで話す仲じゃないよね
ごめん、バラしちゃった
