
微熱に疼く慕情
第9章 【歪んだ世界でも凛として…】
先輩は驚きもしない
最初からこうなる事はわかっていたみたいな顔して頷いてくれる
スマホを手に取り、呼び出し音が鳴ると
先輩は私の腰を持ち上げ四つん這いにし、バックで挿れてきた
そして通話状態になるとスピーカーにしてきたの
ヤバい……ゾクゾクする
(もしもし、一華?どうした?)
「んっ…んっ……大智、今なにしてるの?」
(え?テレビ見てたけど……)
「……んっ、来れる?」
(え、今日って……)
「大智っ……来て…っ」
(彼氏は何て言ってるんだよ、会ってるんだろ?)
「ハァハァ……わかるでしょ」
(……はぁ、俺がどんな想いで譲ったのかわかってねぇだろ)
「あっあっあっあっ……早く、大智、お願い…っ」
(……わかった、今から行く、待ってろ)
通話を切ったら更に鬼ピストンで潮吹き絶頂させられる
無言で怒りや妬みをぶつけてくるからアクメ状態だ
お尻や背中にたくさん掛けられて崩れ落ちた
顔まで持ってきたからお掃除フェラする
凄い……荒々しい手つき、子宮がずっと疼いてる
30分もしないうちにインターホンが鳴る
モニターには愛しい姿
玄関のドアを開けたらギョッと驚いている大智の顔
先輩のカッターシャツを羽織っただけの私が出迎えたから
ボタンも留めてない
その下は裸体だよ……
「遅いよ…」と踵上げて抱き着いてキス……
「さっきのさっきまでシてただろ?聴こえてたぞ」
「ん……わざとだよ」
「だと思った」
「ねぇ、早く勃たせてよ」
「触れよ、勃ってるだろ」
「んふふ、本当だ、キスだけで?あ、違うか、さっきの私、想像したんでしょ?」
「当たり前だろ、そういや彼氏は?」
「ん……来て」
手を繋いで奥の寝室へと連れて行くの
