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diary

第7章 初めての入院生活


「ありがとう〜、今日は検査が一日中あって疲れると思うけど頑張ってね!先生そろそろ行くけど何かあったらナースコール押してね〜、またね」


ってにこにこと笑顔で手を振って佐藤先生は私のベットから離れて行った



検査って何するんだろう…痛いかな…?


暇すぎて何もすることないしかといって私のあそこに入っている管のせいでベットから降りれそうにない。加えてたくさんの看護師さんがうろうろしていて何か変なことをしたらすぐに誰かにバレると思う


だから私は呼ばれるまでただぼーっと過ごすしか無かった



30分ぐらいぼーっとしていると2人の看護師さんがやってきた。


病院に来て色々嫌な事や痛い事をされだいたい何人かで来る時は何か嫌なことをする時ってことを学んだ。


だから私は警戒心を強めて顔が強ばって看護師さんたちは私の様子に少し苦笑いをしていた


「さやちゃん、今からお腹の管抜こっか〜」って1人の看護師さんに言われた。


私としては少し複雑な気持ち。抜いて欲しいけど抜かれるためには私の見られたくない所を晒さないといけない。ずっと入っているのは嫌だけど今は見られる方が嫌だった。


もう1人の看護師さんは私の有無を聞く前に布団をずらして私のパジャマに手をかけた。


私はその看護師さんの手から逃げようと動くと看護師さんは「大丈夫だよ〜すぐ終わるからね〜」って優しそうな声と顔で言うが私足腰を逃げないように抑え始めた


「いや!やらない!やめてッ」って私が看護師さんの手から逃げようとベットの上で全身に力を入れて動いた。


私は2人の看護師さんによって抑えられようとしたが足が銀のトレーに当たってしまい床に落ちて部屋にはガッシャーンという大きな音が響いた


音にびっくりして私も含め部屋全体がシーンとなった。


看護師さん達は「さやちゃんごめんね〜、大丈夫だから。少し落ち着くよ〜」って抑えるのはやめて私を慰め始めた


さすがに嫌で故意的では無いが処置道具を蹴って落とした事はやりすぎたかなと反省して私も静かにした












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