
マッチ売りの少女と死神さん
第7章 1月3日…ただ触れていたいから
「あはっ、こんなにビンビンになってるのに?」
乳房を手のひら全体でむにっと揉んだホーリーが、乳輪まで手を滑らせると共に引っ張り、乳首まで来たところでサラがやや苦痛じみた悲鳴をあげる。
「や、やあっ!!」
胸先から何かが噴き出しそうな感覚にサラの表情に焦りが滲む。
「指でしごいてあげる」
凝縮された性感の塊をつままれ、サラの背が大きく仰け反った。
「い、うあ、ひあっ!! だめえ…っ」
オイルのぬめりで上に滑り、一瞬の解放の後にまたキュッと挟まれる。
「あっ! ああっ! いやあっ」
「凄い反応だねえ? 乳首しこしこされて鳥肌立ってるよお……」
「来ちゃ、う…っあ! も、もうっ、許して…えっ」
瞳に涙を潤ませたサラが天井を仰いでさらに腰を浮かせる。
その動作は、少しでもそこから逃げようとする彼女の受け切れない快感を現していた。
ホーリーがそれを決壊させんとばかりに短く言い放つ。
「だーめ」
ビクビク震え始めた胸の頂。
痛々しい程腫れ上がったそれを、再び親指と人差し指で挟み……きつく捻りあげる。
「ゃあああああああ……っ!」
「フフ、さっきよりナカが痙攣してる。 そんなに悦ばれると千切れちゃうなあ……」
サラは焦点の定まらない目を大きく見開いていた。
「あっあああああ……は、ハアッ……ああ……」
「ここも、やっとほぐれたねえ? そのまま力抜いててねえ」
トン、トンと軽く奥を叩いた後、サラの腰が持ち上がる。
「っ」
