
マッチ売りの少女と死神さん
第5章 1月2日…だからってXXは無理です
最初に膣内に淫具を埋めていく。
さっきのぬるみが残っていたのか、わりとすんなり進んでいくかのように思えた。
「……っは…」
だけど最初はどうしてもきつい。
姿を見せないままのホーリーがサラに呼びかけた。
「思ったよりは早く慣れたねえ?」
「はあっ……それもありますけど……たぶん……気持ちいい…です」
今回選んだものはさっきのよりも太さも弾力もあって、何より
「見られるの、気持ち…いい」
そんなことを口走ってしまう。
見守ってくれている安心感。
自分のこんな姿は彼しか知らないからだとサラは思っている。
「またそんな無防備に煽るようなことを」
「……な、なんです…か」
何ともないけど、とモソモソしたホーリーの小さな声。
「見てるよお。 サラちゃんは蕾みたいだ。 出し入れするたびに卑猥な下着から覗く、君の薄い緋色が絡んで……やっぱり綺麗だな。 僕は少し妬けるかなあ」
「…妬け、る……なぜ、ですか?」
「僕以外がサラちゃんのソコを責めてるから」
クスクスと耳を撫でる、軽い笑いを含んだ声。
また自分の顔が赤くなるのを意識するサラだったが、その心の中は今までとは少しだけ違った。
「そ……そんなこと……言わないで……」
「なんで?」
「ホーリー……さん、のが……欲しく、なっちゃ…います」
四つん這いになってわざと見せ付けるような角度で、サラが素直に欲しいと口にした途端。
淫具から自分の指を伝ってトロリと愛液が垂れたような気がした。
「だからさあ…まあ、いいけど」
ヒタヒタと足音を立て、背後から彼が近付いてくる気配がする。
振り向こうとするとホーリーの手が彼女の腰からお尻を優しく撫でてきた。
「なかなか効果あったなあ、これ。 ちょっとごめんねえ」
「っきゃ」
お尻に置いた彼の指がサラの薄い秘肉の両側をくぱっと開く。
それに驚いた彼女は体を引きかけたが、ホーリーがやんわりと押しとどめた。
「前の方抜いちゃダメだよ。 そっちに集中してて………そうだなあ。 僕としてる時みたいに?」
言いながら、にゅるるる、とでもいいそうにお尻に異物が入ってくる。
