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マッチ売りの少女と死神さん

第5章 1月2日…だからってXXは無理です


だが着てみると意外に胸が苦しく、それは膨らみの方というよりもそれを挟んでいる上下の部分だった。
ちょうどぱつんと胸が突き出る感じで、しかもヒラヒラの下のスカートはやっとお尻の線が隠れる位に短い。
どうやら身頃にはショーツになる布がついていて、それを後ろの二箇所で結ぶ作りらしい。

いやこれは果たしてショーツなのか。 隠しているのは割れ目の半ばほどまでで、そこから分かれた布地は中央を避けてささやかに秘所からお尻へと回り後身頃を繋いでいるだけだ。

「まるでショーツに穴が空いているみたい?」

と、その理由を考えサラの顔が勝手に赤くなる。
………つまりこれは、この部分に受け入れるために出来ているものなのだと。

サラが再びふうと息をつく。

「あの人、本気なのかしら…いいえ、それは今は私もなのだけど」

それからサラは様々な棒…もとい淫具をならべ、とりあえず湯に足をつけた。


それからしばらくして。

「………なかなか上手くいかないわ」

サラは少しばかり困っていた。
彼女が初心者用といって渡されたものは、先の方が若干膨らんでいる棒状の淫具である。
硬さと長さはあるが太さはそれほどない。
とくに持ち手の箇所が長いようだ。

それなのに秘部に挿入しようとすると引きつって痛みを感じてしまう。

「ホーリーさんの指ぐらいかしら? それならいつもは受け入れられるのに」

そう呟いてぽっと頬を染めた。

『サラちゃんの大好きな指を入れるよ』

「………」

そんな彼の声が聞こえてくるようだ。

「え…あ…っ!」

ぬる、とその先が膣口へと潜り込む。


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