
【参加型小説】尾仁牙島
第8章 尾仁牙島伝説
「え〜、ちょっと図々しくなぁい?」
「だよね……。私たちの食べる分がなくなっちゃう」
シェリーと千代は、遠慮なく料理をつまんでいく島民たちを睨んだ。
「うんめぇ! なんだこれ、めちゃくちゃ美味いぞ!」
「山菜の天ぷらもサクッとうめぇ!」
島民たちが料理にがっつく姿を見て、めきゆはため息を吐く。
「食べ方が汚いわ。作った人に失礼よ」
めきゆはすっかり食べる気分じゃなくなってしまった。しかしその隣ではユウが料理を取り分けていて、
「せっかくレシピェールさんが作ってくれましたし、いただきませんか? めきゆさん、お腹ペコペコでしょ?」
めきゆはユウが綺麗に取り分けてくれた料理を見て、食べる気分が少しだけ上がった。
その隣では隼斗が自分と月の分の料理を取り分けている。しかし月はずっと難しい顔をしていて、心ここにあらずといった感じだった。
「だよね……。私たちの食べる分がなくなっちゃう」
シェリーと千代は、遠慮なく料理をつまんでいく島民たちを睨んだ。
「うんめぇ! なんだこれ、めちゃくちゃ美味いぞ!」
「山菜の天ぷらもサクッとうめぇ!」
島民たちが料理にがっつく姿を見て、めきゆはため息を吐く。
「食べ方が汚いわ。作った人に失礼よ」
めきゆはすっかり食べる気分じゃなくなってしまった。しかしその隣ではユウが料理を取り分けていて、
「せっかくレシピェールさんが作ってくれましたし、いただきませんか? めきゆさん、お腹ペコペコでしょ?」
めきゆはユウが綺麗に取り分けてくれた料理を見て、食べる気分が少しだけ上がった。
その隣では隼斗が自分と月の分の料理を取り分けている。しかし月はずっと難しい顔をしていて、心ここにあらずといった感じだった。
