テキストサイズ

【参加型小説】尾仁牙島

第8章 尾仁牙島伝説

「尾仁牙島伝説ですって!? まさか海賊キャプテン・キッドの財宝がここにあるっていうの!?」

「たぶん財宝はないと思うわ、レシピェールさん」

「レシピェールさん、残りのお肉は冷蔵庫に入れておきますね」


 あれから2時間後、レシピェールは無事に宿に戻ってきた。そして解体した肉でジビエ料理と山菜料理を作り始めていた。


「シェリー、ゆずゆず。二人が山菜の下ごしらえをしてくれたのね。ありがとう、助かったわ」


 そう言いながら、レシピェールは手際よく料理を完成させていく。


「すごいわ、さすがプロね!」

「私こんなお洒落な料理初めて。まるで高級レストランに来たみたい」


 シェリーと柚里はプロの料理を目の当たりにして、キラキラと瞳を輝かせた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ