
ジェンダー・ギャップ革命
第6章 異性愛者差別
「有り難う、皆。自分の善行に自信が持てたわ。せっかくだから、貴女達も彼女を犯さない?処女を失くしたついでに、不特定多数の女の玩具になれるなんて、とても愉快な経験だと思うの」
「良いですね。源口さんはマゾヒストですから、きっと喜ばれます。最初は私にさせていただけませんか?手首まで入るか試したいです」
「はぁ、もう、仕事に戻らせて下さ──…」
パァアアアァァン……と、小気味良い音が部屋に響いた。
平手打ちの痕がみるみる浮かび上がる太ももから、源口の顔に視線を移すと、今にも気を遣りそうな目が英真を見ていた。
「仕事に戻るよりこっちの方が良いんじゃないの?」
「…………」
「全裸でこんなものを晒しっぱなしで、気がおかしくならないなんて、こういうことが好きな証拠よ」
源口の乳房を乱暴に掴んで、たぷたぷ揺らしながら英真は続ける。
