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ジェンダー・ギャップ革命

第6章 異性愛者差別






 異物を挿入するための器官として出来ていない窪みにバイブレーターを咥えた源口は、尻を血まみれにして哀哭した。

 やめてくれ、満足だ。何で私がこんな目に。

 喚き散らす一方で、源口の喘ぎっぷりは豪快だった。
 彼女の声は、別の部屋にいた女達まで引き寄せた。英真が彼女の肛門を攪拌しながらしづやにキスして、しづやも彼女の潤みにグロテスクなでこぼこのある異物を押し当てる頃、今日の参加者全員が観衆に徹していた。

 腕の自由を封じられたまま、呆然と天井を見つめる源口の太ももをぐいっと掴んで、英真は彼女の脚と脚の間の割れ目を友人達に披露した。


「私達、強制猥褻罪になるかしら?」

「いいえ、英真様。源口さんがまともな頭の人ならともかく、男と交際したがっていた性的倒錯者を、正しい方向に導いてあげたに過ぎません」


 潔いほど模範的な回答に、英真達を囲う一同が頷き合った。

 英真は友人達に微笑んで、所有物をからかう手つきで源口の内股を撫でながら、更に続ける。

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