
ジェンダー・ギャップ革命
第6章 異性愛者差別
「入ったよ。ってか血とか出てないんだから、楽にいこうよ。動かすね」
「ぁッッ……ああッ……」
「良いなぁ、源口さん。配偶者の私でも、しづやとは処女を捧げ合えなかったのに」
「私達、遊びまくってたもんね。……源口さんは、どう?初エッチ」
「イッ……良いッ……好きッですぅ……あっあッ……っっ」
それから英真は、相変わらず源口にちょっかいをかける片手間に、しづやが彼女を蹂躙するのを至近距離で観賞した。
さすがは大学在籍中、男を好きな女の好意まで欲しいままにしていたらしいだけあって、しづやは源口のツボに嵌まった様子だ。英真が膝を押さえるのをやめても、源口は股を開いたまま、腰を振って淫らな叫びを上げている。まだ恋愛相手に男を望むかという質問に、純潔を手放したばかりの従業員が、首を横に振った。
「女性が……こんなに幸せな気持ちにッ、あんッ……男性なら、こんなに良くなかったと……もっと不快だったと……ァッあん!あああんっ!」
…──爽快だ。
英真は男に恨みはないが、彼らより優位と確認出来て、良い気分にならない理由もない。
…──素人相手に鬼畜じゃないですか。
…──強制猥褻に問われますよ。
令嬢達の数人が、心にもない道徳心を英真達に振りかざしてきたが、善人気取りも彼女達の娯楽の一環だ。
ややあって、英真達は源口の腰にクッションを敷いて、高さを出した。
女達全員に、源口の肛門まで丸見えになった。
次は、しづやが彼女の膝を押さえる番だ。英真は鉛筆ほどのバイブレーターを握って、よく締まった皺だらけの窪みにローションを塗りたくっていく。ちゃぷちゃぷ、と水音を立てるほど、源口の顔に不安が戻った。
